メガピクス

リュージュオルゴールの製造工程Manufacture REUGE

編曲

編曲

Arrangement
編曲者は楽譜をオルゴールの針に置き換えます。
技術にも音楽にも精通している、いわば音の魔術師なのです。

針打ち

針打ち

Drilling & pinning
編曲に合わせて、シリンダーに小さな穴をを開け細い銅線を穴に挿入し切削します。

シリンダー検査

シリンダー検査

Inspection
シリンダーは、ひとつひとつ注意深く綿密に検査されます。ピンがまっすぐで不足していないか、ルーペを使い入念に確認します。

ガム引き

ガム引き

Lining
シリンダーの内側一面に樹脂を塗布します。
こうして、すべてのピンが固定され、最高の音質が保証されます。

打ち抜き

抜き打ち

Stamping
コーム、速度制御機構、ゼンマイハウスの主要部品は、鋼鉄製と真鍮製の板から金型を使用し打ち抜かれます。 

切断

切断

Splitting
オルゴールの音を奏でるコームは、鋼鉄製の板をリュージュ社で独自に設計したフライスカッターで櫛の形に切り抜いて造られます。

焼入れ

焼入れ

Hardening
800℃を越える窯で焼入れを行い硬度を高めます。その後、精錬され比類のない音色の素ができるのです。

溶接

溶接

Soldering
コームの低音域に属する櫛歯の下には鉛を流し込みます。丸みのある澄んだ音色を放つよう職人が1本1本鋁で研磨します。

調律

調律

Tuning
オルゴールのコームは、ピアノと同じように調律する必要があります。職人はまず振動数を確認し1本1本研磨して正しい音階に調律します。

ダンパー(残響音の除去)

ダンパー(残響音の除去)

Damping
ルーペとピンセットを使用し、低音域の櫛歯の下にダンパーを貼り付けます。余分な振動を抑え、澄みきった音色を可能にします。

取り付け

取付け

Fixing
職人は、長年培われた経験と音感だけを頼りに音色を創り上げます。ピンとコームの噛み合いは、音色を左右する最もデリケートな作業です。

組み立て

組み立て

Assembling
オルゴールの組み立ては、すべて手作業で行われます。様々な部品が組み合わされ、心地よいテンポの美しい音色が奏でられるのです。







象嵌細工製造工程Manufacture REUGE

デッサン

デッサン

Drawing
緻密なボックス製造のために最も重要なパート。正確に描かれたデッサンには、それぞれピース番号が振られます。

切り出し

切り出し

Cutout
ピース番号に合わせ、糸のこぎりを使って切り出しします。それは、花びらや葉っぱ1枚1枚になります。

焦がし

焦がし

Baking
一部のピースは加熱した砂に入れて濃淡を出すために焼き入れをします。焼き入れは、長年にわたり培われた技を要し、これにより象嵌に深みと奥行を出します。

パーツの全景

パーツの全景

Full view of parts
最も小さいピースは厚さ0.7mmにもなりません。時には30種1800を超えるピースを使用してこのパズルが完成します。それは万華鏡のように美しいものです。

嵌めこみ

嵌めこみ

Inlay work
ピンセットを使用し、色合いと影を選びながら組み込んでいきます。集中力を持って組み合わせて行く作業の先には、美しい模様が現れてきます。

接着

接着

Glueing
完成した象嵌細工の裏側に接着材を付け、ケースに圧着します。全体を研磨し、ニスを塗ることを数回繰り返し、芸術品が完成します。

お問い合わせ

下記よりお気軽にお問い合わせください。

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