よくあるご質問FAQ
- オルゴールにはどんな種類がありますか?
- オルゴールは大きく分けて、シリンダーオルゴールとディスクオルゴールの2種類があります。リュージュオルゴールはシリンダーオルゴール、ポーターオルゴールはディスクオルゴールです。
- シリンダーオルゴールとディスクオルゴールの違いはなんですか?
- シリンダーオルゴールは、筒状のシリンダーを回転させて演奏します。シリンダーに植えられている細いピンを弾いて演奏しますので繊細な音色が特徴です。ごく一部の商品を除き、曲の交換は出来ません。一方、ディスクオルゴールは、レコード盤の様なディスク盤を回転させて演奏します。鉄板素材の突起を弾いて演奏しますので、ダイナミックな音色が特徴です。ディスク盤を交換することにより、たくさんの曲が楽しめます。
- 36弁・72弁・144弁という表記を見ますが、弁とはなんですか?
- 弁とは櫛歯の本数のことです。櫛歯には一本一本に音が与えられていますので、弁数が多いほど音の数も増え、音楽としての魅力が増します。
- 72弁と144弁のオルゴールは「3曲演奏」となっていました。どのように3曲演奏するのですか?
- 「CH(チェンジ)」と記載されたものは、シリンダー1回転で1曲演奏します。1回転終えるとシリンダーは横にスライドし、次の曲を演奏します。こうして3曲目の演奏をし終えると、シリンダーの脇にあるスプリングを利用して1曲目の位置に戻ります。3曲入りのオルゴールが1曲を演奏している時、櫛歯と櫛歯の間を演奏していない2曲分のピンが通り抜けていく精密な構造になっています。
- 同じ弁数で同じ曲でも音の響き方が全く違って聴こえるものがありますが、どうしてですか?
- 筐体(ボックス)の材質、大きさ、形などによって音の響き方は異なります。また、リュージュオルゴールは手作業で制作している部分が多いため、同じボックスでも個体差が生じます。オートメーション化により均一の品質でお作りするのではなく、オルゴールは芸術作品であるという考え方の元に制作されているためです。個体差による唯一無二の作品がリュージュオルゴールの特徴でもあります。
- シリンダーと櫛歯を入れ替えることはできますか?
- 入れ替えることはできません。櫛歯はシリンダーと一対になっています。一つの曲に付き、必要な音だけが櫛歯に組み込まれています。ピアノのように、ドレミファソラシドという全ての音が順番通りに並んでいるわけでは無く、曲毎に必要な音を組合わせているため、仮にシリンダーと櫛歯を入れ変えたとしても、音楽として成立しなくなってしまいます。数本のシリンダーが交換できるインターチェンジャブルモデルは、高い技術をもって制作されています。
- 種類がたくさんあってどのように選んでいいか迷っています
- 弁数・曲目・ボックスなど、まずは優先順位を付けて選ばれることをおススメします。例えば曲目優先の場合、72弁にあっても144弁には無い曲、逆に144弁にあっても72弁には無い曲もありますので、曲目を優先して選ぶとおのずと弁数も決まってきます。また、ボックス優先の場合、選ばれたボックスにより曲目が限られているケースもあります。早稲田にありますリュージュ東京ショールームでは、常時約100台のオルゴールを聴き比べしていただける環境を整えております。弁数による音の違いやボックスによる音の響き方の違いなど、いろいろと聴き比べてご自分に合ったオルゴールを選ばれるのが一番です。ショールームは完全ご予約制ですので、ご来店希望のお客様は、お電話でご予約の上、お気軽にお越しください。遠方のお客様は、お電話やメールでのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。 ショールームご予約・ご相談窓口 : TEL 03-5155-6143 (東京ショールーム直通) 受付時間 平日10:00~17:00
- 定期的なオーバーホールは必要ですか?
- リュージュオルゴールは、何年に一度など定期的なオーバーホールは必要としません。ご使用中に何か違和感等を感じましたら修理についてご相談ください。
- 日頃のお手入れ方法や注意事項はありますか?
- 置き場所は、直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所はお避け下さい。また、オルゴールは機械物ですので、大事に仕舞い込んで聴かないのではなく、最低でも2週間に1度はお聴きください。お掃除は、機械部分には触らないようにして、柔らかく乾いた布で埃を払ってください。
- 保証期間はありますか?
- リュージュオルゴールは、国際保証書に基づき、通常使用において2年間保証いたします。但し、落下などによる破損、衝撃を与えたもの、保存状態の悪いもの、改造品等は保証対象外となります。
- 保証を有効にするには登録が必要ですか?
- 同梱の取扱説明書に、登録サイトからシリアルナンバーの入力後に保証がスタートする旨の文言が記載されていますが、現在、日本語対応のサイトが完成していないため、シリアルナンバーのご登録は不要となっております。ご購入時にカード型の保証書が同梱されていますので、そちらにご購入店舗印とご購入日が記載されていましたら、そのカードにて保証対象となります。
- 音が鳴りません
- ゼンマイはきちんと巻かれていますか?オルゴールの底面にあるゼンマイを時計回りに巻いてください。※上巻き式ゼンマイの場合は、時計と逆方向に巻いてください。
- ゼンマイを巻いても音が鳴りません
- ①スタートボタンはスライドさせていますか?36弁のボックスタイプ・72弁オルゴール・144弁オルゴールは、前面にスイッチボタンがあります。ゼンマイを巻き、スイッチボタンを動かしても動作しない場合は、修理ご相談ください。
②スタートボタンは引いていますか?36弁のアクリルタイプ・オルゴールベルは、底面にスイッチボタンがあります。ゼンマイを巻き、スイッチボタンを引いても動作しない場合は、修理ご相談ください。
- 72弁と144弁のオルゴールで3曲目が終わったとき「ガタッ」という音がします。故障でしょうか?
- 「ガタッ」という音は、シリンダーが3曲目から1曲目に戻るときの音で故障ではありません。1曲目~2曲目、2曲目~3曲目にはシリンダーが緩やかにスライドしますが、3曲目~1曲目に戻るときだけ戻り幅が大きいためこの様な音がします。
- オルゴールの修理をお願いしたいのですが(ご購入日より2年以内)
- 保証期間内(ご購入日より2年間)の場合⇒ご購入いただいた販売店様へご依頼ください。※保証書が無い場合は、保証対象外となりますのでご注意ください。
- オルゴールの修理をお願いしたいのですが(ご購入日より2年以降)
- 保証期間外(ご購入日より2年以降)の場合⇒リュージュ東京ショールームまたは京都嵐山オルゴール博物館にご依頼ください。対象商品は、リュージュオルゴール、ポーターオルゴール、アンティークオルゴールです。国産オルゴールの修理は京都嵐山オルゴー博物館にご依頼ください。
- 東京ショールームへの修理依頼はどうすればよいですか?
- 修理のご依頼についての手順は、こちらのページをご覧ください。